++100 titles++
無謀にも100のお題に挑戦中です…。出来る限り、このサイトのオリキャラを使って描いていく予定。いつも顔だけのイラストなど、あまり内容のない絵ばかり描いていたので、少しは意味のある絵を描こう!と思いはじめてみました☆最後まで描けるように頑張りたいと思います! |
001〜005題目 006〜010題目 011〜015題目 016〜020題目 021〜025題目
026〜030題目 031〜035題目 036〜040題目 041〜045題目 046〜050題目
051〜055題目 056〜060題目 061〜065題目 066〜070題目 071〜075題目
076〜080題目 081〜085題目 086〜090題目 091〜095題目 096〜100題目
016-砂 |
この絵には、色々と深い意味があるのですが… ネタバレ(?)になっちゃいそうなので、ストーリーはありません。 ポイント(?)は、 「眼帯をしていない肆妃」 「顔に模様みたいなものがない牙参」 です。 |
砂=砂時計のイメージで描きたかったんですが…砂時計…一度、リアル調に描いたのですが、あまりにでかすぎるのとバックの絵に重ねると見えなくなる関係で、こういう略したような簡単な絵になってしまいました;まったく砂のイメージがしない絵だなあ…。。(−−;)因みに、肆妃と牙参の若い頃の絵です。 |
017-駅で |
小さな駅のような所の前で、ぽつんと一人寂しそうに立っている少年がいた。 少年は、銀髪に青い瞳をしており、狐の耳や尻尾が生えている。亜人種の子供だ。 「…………なんだか、つまんない。……早く…帰ってこないかな…」 少年は、ぼそりとそうつぶやいた。 そのとき、後ろの方から一人の人物が歩み寄ってきた。 「どうしたんだ。ゼロス。そんなところで…」 そう話しかけてきたのは、少しオレンジがかった金髪で碧色の瞳をした少年だった。こちらも、狐の耳や尻尾が生えている。やはり同じ亜人種だ。どうやらこの二人は兄弟らしい。 「あ…」 ゼロスは、トゥースを見るなり、少し恥かしそうに顔を背けながら俯いた。 「ああ〜そうか。今日はあの元気な奴がいないから、寂しいんだな」 「……!! …ち、ちがうよ。ぼく、ワンス兄ちゃんのことなんて……!! いや、そうじゃなくて…ただ、なんとなく……」 「あはは。ごまかさなくったって、俺にはわかってるよ」 「……」 「確か今日は、リシナと一緒に山猫族の村に遊びに行くとか言ってたな。帰ってくるのも多分夕方頃じゃないか?ゼロス、それまで、ここで待ってるつもりなのか?」 ゼロス「………ん」 「…そ、そうか。でも、一人じゃ退屈だろ?俺も一緒に待っててやるよ」 「トゥース兄ちゃん…」 「ん?」 「………あり…がとう」 「そんなお礼を言われるほどでもないんだけどな。ま、気にするなって!」 |
実際この子たちの世界に、「駅」というものがあるのかどうかは、不明なんですが…一応描いてみた。きっと「駅」と言っても、乗り物は今の電車のようなものではなく、馬車のようなそんな乗り物なのかもしれません。なかなかこの3兄弟の設定って難しいんですよね。。看板息子なのに…。。。(汗)ゼロスはなかなか素直になれない子です。トゥースは弟思いのお兄さんという感じにしたかったんだけど……。。 |
018-電撃 |
あたり一面には瓦礫の山、その隙間、隙間には、多数の人間が大量の血を流し、または黒焦げになって倒れていた。いや、人間ではない。頭や腰の辺りから獣の耳や尻尾が生えている人間…そう亜人間たちだった。そこはまさに、惨劇の舞台…。そんな中に二人の人物が向かい合って立っていた。 「…ゼプトさん……。いや、ゼプト!! なぜこんなことをするんだ!何のために、獣人達を……!!」 黒髪に紫の瞳をした少年が、怒りと切なさの混じったような複雑な表情をしながら、左手に持っていた剣を相手の青年に突き出してそう叫んだ。相手の青年は、金髪に碧の瞳をしている長身の男だった。 「……私の邪魔をする者は、全て排除する…。それが私の主義です。ガイ…それがたとえ貴方であっても同じこと…。変わりありません」 ゼプトと呼ばれた青年もまた、右手に持っていた魔法の杖を構えた。何かの呪文を唱え始める…。 「…それは答えになってない。それとも俺の話を聞いていなかったのか?」 「いいえ。聞いていましたよ…」 金髪の青年は、そう言いながら冷ややかな笑みを浮かべる。 「…答えるまでもない…ということか?…何故だ!! 貴方は…貴方は前はこんなことをする人じゃなかった。それなのに何故……!」 ガイが続けて何かを言おうとした時、ゼプトの持っていた杖から小さな電撃が走った。次第にそれは大きくなっていく。 「……っつ!」 「話はそこまでです。今すぐこの場から立ち去りなさい!」 「…くっ!…嫌だ!!!」 「………我儘を言わないでください。貴方は普通の人間です。できるならば私は、貴方を殺したくはありません…。どうしても嫌だというなら……強制的にでも帰ってもらいます…」 ゼプトはそう言うと、電撃を放っている杖を持った手とは反対の手を、ガイに向ける。 「きっとまた、会うことになるでしょう。……それまでは、さよならです」 「……!!!!」 その瞬間、ガイは抵抗する間もなくその場に倒れた…。 |
すんません。ゴメンなさい!非常に中途半端ですがこの辺で打ち切り。。なんだか思いっきりネタバレしちゃいそうだし、ずるずるいってしまう感じなんで…。。(汗)少なくともこの段階では、ガイよりゼプトの方が断然強いです。そして、ガイは熱くなると、自分のことを「僕」ではなく「俺」と言います。ついでにガイは左利き…。。ケイやナユタはどうした!?とつっこみ入りそうですが(ぇ)この日は、ガイの単独行動だった…ということで; 電撃というお題ということで、本当は前からゼロスを描く予定だったのに、すっかり忘れてて17題目のお題でゼロスを描いてしまったので、急遽別の人物を描いて見ました。。魔法使いといったら、ゼロスとケイと彼くらいなんですよね。。ケイも15題目で描いてますし……。。ということで今回、彼の出番となったわけです。(笑)しかし、電撃なのは、あんま関係ないっすね。(苦笑) |
019-芝生 |
ピンク髪に宝石のように綺麗な緑色の瞳をした少女が、川原でちょこんと座って水遊びをしていた。そんな少女の前に近くの茂みから、小さなリスが現れた。 「わあv可愛い〜リスさんvvおいで!」 少女がそういうと、リスは、ちょこちょこと少女のもとに駆け寄ってきた。 「ふふふvホントに可愛いなあ。あなた、野生のリスなのに、とっても馴れてるのね」 そう言いながら、リスの頭をなでなでするリシナ。そして手のひらに乗せてリスの顔をよーく見る。 「……なんだか。あなた、お姉ちゃんそっくり☆つれて帰って、お姉ちゃんに顔を見せてあげたいくらいだわvきっとおねえちゃんも驚くわよ」 ???「誰が驚くの?」 「わっ!!! だ、誰!?」 突然後ろから話しかけられて吃驚しているリシナ。振り返るとそこには、今噂していた当の本人、姉リスティンの姿があった。 「リシナ!! それよりも、危ないからここで遊ぶのは止めなさいってあれほど言ったのに。もう。あきれてものも言えないわ!まったく」(ぶつぶつ) 「………言ってるじゃない」 「………」 「そんなことより、お姉ちゃん、見て!! このリスさんvお姉ちゃんにそっくりだと思わない?」 「リスさん??……?…どこにいるの?」 「えっ?どこって、ここに…。……ああ!! 何時の間にかいなくなっちゃってる!? もう!お姉ちゃんが大声出すからだよ〜!!!! お姉ちゃんのバカバカバカ〜」 「あああ〜ごめんなさい。でもそんなに私にそっくりだったの?残念ね。ぜひ見てみたかったな。ほんとにごめんね。私のせいで逃げちゃって…」 (ぐすん。) 「でもリシナ。お願いだから、これからは、こんな危ないところで遊ばないでね。ここは、数日前にも、事故…いえ事件があったばかりの場所だから」 リシナは、がっかりしながらも、姉の優しさを感じたのか、素直にうなずいた。 「………うん。分かった…。ごめんなさい、お姉ちゃん。でもあのリスさん。大丈夫かな?」 「野生で育った動物たちは、とっても強いのよ。大丈夫よ。きっと…」 「そう…だよね。大丈夫だよね!…きっと大丈夫だよね!」 リシナは、自分を納得させるように何度も姉にそういい続けた。姉はそれを黙って聞いていた…。 |
今回の絵は、リシナとリス。珍しく全身描いてみました。背景もけっこう頑張ってみたんだけど……ちょっと遠近感がなくておかしいです;;この感じだと、川の流れがちょっと早そう…??危ないっすね〜。ま、まあ、そんなことは、どうでも良いとして、一体どこが芝生!?って感じに…。。ううぅ。。嗚呼、長くなってしまった;やっぱお話書くのはまだまだ苦手だなあ。。(−−;)もっと文才欲しいよー。。リスティンが言っているこの場所で起こった事件というのは…?そこは、ちょっとした謎です。(意味不明) |
020-am 05:23 |
「ZZZzzz…」 「あ、トゥース兄ちゃん、まだ寝てるや。珍しいなあ。いつもならもうとっくに起きてる頃なのに………っていうか、いつもならボクの方がまだ寝てる時間なんだけどね…。今日は早く目が覚めちゃった…」 「トゥース兄ちゃん。やっぱり疲れてるのかな?」 つんつんとした金髪に緑の瞳の少年が、まだちょっと眠そうに目を擦りながらそう言った。 その隣には、とても綺麗な長い銀色の髪の女性が立っていた。テキパキと家事をこなしている。どうやらその女性はその少年の母親のようだ。 「そうね。いつも毎朝、毎晩かかさず、修行に勤しんでいるから…。たまにはお休みしなさいと言っても聞かない子…。こんなときぐらいはゆっくり休ませてあげましょう」 シュリーナはとても優しげな瞳でワンスとトゥースを見ている。 「そうだよね。まだそっとしておこう…。」 ワンスはそういうと、そっと襖を閉めた。 |
今回は単純にAM5:23。朝の5時23分と見て、まだ寝ているトゥースを描いてみました。何気にトゥースを描くの久々でした。ストーリーの中ではトゥースってよく出てるんですけどね…。。(^^;)出だしがちょっと何かが抜けているような気がしてならないんですが…言葉がおもいつかなかった…。(涙)シュリーナ初登場!! 実は以外にも家事を自分でちゃっかりとやっているのです。長の妻とはいえ、小さな村ですからね。(^^; |
このお題は、「happy together」様の提供によるものです。