「伍季は、魔獣さんとお話しができるんだよ〜。ママは、伍季と同じ山猫族の人なんだけど、パパは人族なの。」
「うん。最近、零斗君、元気ないなって思って。…それ、伍季が小さい頃から大事に持ってたものなの。…元気が出ないとき、それ見ると、いつも元気が出るんだよ☆」
「お前の名前どうしよっか。……んー。どんなのが良いかなぁ…。…なんとなく…ドラゴンと似てるし…ちっちゃいから…コドラン……コドランってどぉ??」
「たぶん、これ魔獣さんのたまごだよ、きっと。見た目は普通のたまごだけど…前に聞いたことあるんだ。魔獣さんはね、たまごの時からもう動けるんだって!」