「ねえ、ワンス君。ずっと前から…聞いてみたかったんだけど…私のこと………あ、ううん。なんでもない。また一緒に遊ぼうねv」
「ええ?わ、私!? ええっと…わ、私は、えっと…。確かに零斗君は、かっこいいとは思うけど…でもやっぱり私は……」
「う、うん!私もそう思う。踊ってるときのお姉ちゃんは、いつもののんびりとしたお姉ちゃんとは、全然違って、…私も憧れてるんだあ。私もいつかあんな風になれたら……」
「もう!…お姉ちゃんが私にあんなもの見せるからいけないのよ。私が虫嫌いだってこと何度も言ってるのに、すぐ忘れちゃうんだからぁ……!」
「ワンス君、こ、怖かったよ〜。来てくれて…凄く嬉しい…ありがとう。でも…こんなに広い森なのに…どうして、私の居場所が分かったの?」