「姉ちゃん、ほんと最近、化粧なんかしちゃって…どうしたんだよ?…熱でもあるんじゃないのか?」
「へっ!や〜だねっ!アッカンべ〜だ!! しっかし、姉ちゃんがこんなものに興味があったとはね〜。少しは女らしいところもあったわけだ」
「うーん。まあ、そうだな。我ながら寝相の悪さは認める…。気にしすぎても頭いたくなるだけだ。お前の言う通り、あんまり気にしないことにするよ…」
“…トゥースとやら、……お前、どこまでオレのことを知っている。……返答次第では、お前もあの壱流という娘と同じ目にあうことになるぞ…”