「私には、この村を守る義務がある……私は、死ぬまでこの村を離れるつもりは微塵もない……そう思っていた。だが、今は………」
「そうか…それは良かったな…」
「息子達がこれから世話になる…。皆、元気が良すぎて困ることもあるだろうが、悪い行いをした際には、遠慮なく叱ってやってほしい…」
「いや…邪気は感じられぬ。おそらくはこの森に住む主だろう…。どうやら、“人族の者”がこの森に迷い込んでしまったようだ…」