「僕は罪深い人間だ…ずっと側についていながら…フィルシアを…娘を守ってやることができなかった……」
「…これとは…生まれて間もないときからのつきあいなんだ…。これは大地の剣…『大地の神』の力が宿っているといわれている…父から譲り受けたもの…僕にとっては、娘の次くらいに大切なものだな」
「いいじゃないか。仲が良いのは良いことだよ、ガイ君。フレディア、良い友達が出来てよかったな」
「これは……すごいなあ、フィルシア。…これは、この辺でもよく見られる石だが、これほど大きくて、これだけ輝きを持つものを見たのは、お父さんもこれが初めてだよ」