「王子…いえ、ゼプト様、私は何があろうとも、貴方様を信じております……」
「………流石はゼプト様…素晴らしき魔力…!」
「……いえ…今は…ゼプト様と言えども…お話しすることはできません……ですが……刻がくればそのときは…」
「私をここまで苦戦させたのは、お前達が初めてだ…それに免じて…というのも可笑しな話だが、…今日のところは、これで立ち去るがいい…。命が惜しければ、これ以上私達に関わらないことだ……」
「貴様にとやかく言われる筋合いはない!! 私は、一生あのお方にお仕えすると、心に決めたのだ。あのお方の為ならば、私は何でもしよう…」