ケイ 「ねぇ、もうすぐクリスマスだよね。今年は5人だけでクリスマスパーティ…開こうってことになってるんだけど…」
ナユタ 「パーティか…なんか、面倒くせぇなぁ。…で、それがどうしたんだ?」
ケイ 「ちょっと、そんなこと言ってていいの〜?セルシスさん…思いっきりおめかししてくるかも知れないわよ〜。
どうする?ナユタ」
ナユタ 「う…だ、だからそれがどうしたんだよ。オレには関係ないぞ」
ケイ 「関係ないってことはないでしょう?ナユタも参加者の一人なんだから。それとも何?気になるの…?」
ナユタ 「お、オレは、べ、別に……」
ガイ 「無理するな。ナユタ」
ナユタ 「…な、なんだよ、お前ら…その顔は。何か企んでやがるな…」
ケイ 「何も企んでないわよ〜。ふふふ…v ねぇ、お兄ちゃん」
ガイ 「……? あ、ああ。そうだな。僕たちは何も企んでなんかいない」
ナユタ 「…………。」
↓その後。クリスマス当日
(2004年12月21日サイト掲載)
セルシス 「……遅いな。一体何をやっているんだ。あの3人は。」
ファラッド 「まあ、そのうち来るだろう。こんなときぐらい、そんなに急ぐことはないんじゃないか?セル」
セルシス 「……それも…そうだな…」
(ガチャッ)
ナユタ 「メリー・クリスマス♪………って…あ、アレ? 隊長と、…二人だけ…?ガイとケイは…」
セルシス 「あの二人なら今さっき帰ったぞ。それよりナユタ、今頃になってやっと来るとは…今何時だと思っている。
パーティならもうとっくに終わったぞ」
ナユタ 「へ? お、終わったって…………午後9時から…って聞いてましたけ…ど…?」
セルシス 「9時?ナユタ、それは、一体誰から聞いたんだ?パーティは6時からやるとガイには言っておいたはずだが…」
ナユタ 「な、6時…!? ……ガイのやつ……嘘つきやがったな……でもなんでまたアイツが…そんな嘘を…?」
セルシス 「……(コホン)、それに、その…何だ、その大げさな格好は。」
ナユタ 「大げさ…?…ああ、…これっすか?これは…ケイが、これを着て来いって言うから……
ん…?…待てよ……ま、まさか…ケイのやつ…!?」
セルシス 「ケイ? ケイがどうしたんだ?」
ナユタ 「あ、いや;…そ、それより、セルシスさん。オレ、こんな格好じゃまずかった…ですかね?
意外とオレ、似合ってると思いません?…なんて。ははっ…は…」
セルシス 「…う、自惚れるな!!」(ビシッ!)
ナユタ 「ぐはっ!」
ファラッド 「……なあ、どうでも良いんだが、……皆、後片付けを手伝ってくれないか?」
ガイ 「本当にこれで良かったのか?ケイ。なんだかナユタのやつまたセルシスさんに叩かれてるみたいだけど…;」
ケイ 「もう…お兄ちゃんは、分かってないなあ。…あれが、セルシスさんの愛情表現なのよ。
それに、ナユタもセルシスさんに叩かれるのが好きなの。」
ガイ 「そ、そう…なのか!?」
ケイ 「うん。そう。だから、心配しないで。これで、あの二人の絆もまた深まった…」
ガイ 「そうか……ケイは、優しいんだな。」
ケイ 「お、お兄ちゃん…////」